先日、東京に仕事で出かけた際にこのような現場をみつけました。
マンションのエントランス、滑りやすい御影石の床面でした。

滑り止め対策としてブラスト処理が施されているようです。
ブラスト処理とは、砂や小さな鉄球などを圧縮空気の力で床面にぶつけて物理的に床表面に凹凸を付ける施工方法です。
ザラザラになるのでグリップ力が増します。
ただし、写真のような磨きの御影石に施すと艶が完全に落ちて、見た目が変わってしまいます。
(写真の下半分の白くなっているところがブラスト処理を施したところ)
この滑り止め工法にも良いところはありますが、私は、せっかくの御影石がもったいないような気がします。

見るとブラスト処理は通路途中で終わっています。
いろいろ検討して途中で中止したのでしょう。

ソグナップは酸の力で床材自体を滑りにくく加工します。ただし、美観を損ねない、見た目を変えないというのが最大の特徴です。
「試しにちょっとだけ…」
というご依頼でも、他の工法に比べるとお客様の後悔はきっと少ないと思いますよ。

マンションや施設の出入口など、お客様の目に入りやすいところには、私は自信を持ってソグナップをお勧めいたします。

ソグナップを施した御影石のエントランスの施工事例です。

御影石の滑り止め